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開発の進捗状況はどのように判断したらよいでしょうか?

 

回答

第一には、作業工程別のスケジュールを作成する必要があります。すなわちシステムの機能別及び担当別の2種類の計画対実績を明記したスケジュールを作成し、設計・開発・テスト段階で、進捗状況を把握するため、1週間ごと及び月次にて打合せを行い、進捗状況の現状と遅れている場合にはその課題を明確化して、トラブルを未然に防ぐことが必要です。

また、業者や担当者によっては報告を「作文」する可能性もありますので、報告を受けるのみでなく、成果物(仕様書やプログラム)の確認や、内容によっては実際にコンピュータを動かして確認することも必要でなります。特にシステムの軸となる心臓部分は、スケジュールよりも後々のトラブルを未然に避けるため品質面で厳しくチェックするべきです。そのためには、プログラムの本数のみで例えば30/85の完成などと、ひとからげにチェックするのは避けるべきであります。

システム要員を社内に置けない場合には、開発会社とは別の会社にチェック機能を依頼してもよいでしょう。

完成したシステムが、要求した仕様と全く異なっていることが判明致しました。今後の反省材料として、こうした事態に陥らないためにはどうしたらよいですか?

 

回答

要求通りに完成しなかった最たる原因は、ユーザー側がシステム要件を正しく発注書に記載していなかったり、暖味な要望を行っていたなど、仕様においてはっきりと決められなかったことです。こうしたトラブルを防ぐ方法としては

1)当初から業務とシステムの双方を把握して、明確に仕様を決定すること。

2)開発手法として、要求定義から設計、開発・テストを行うウォーターフォール方式ではなく、プロトタイプ方式を採用する。

ことです。

情報システムの場合は目に見えづらいもののため、初期の段階では完成像がイメージつきにくいことが多々あります。比較的初期の段階において、完成像をイメージしやすいよう、フレーズごとにプロトタイプを作成し、画面イメージで使い勝手を確認するものです。

また実際には利用するユーザー部門の担当者に見てもらうなど、イメージを明確化する必要がありますが、こうしたプロトタイプ方式は、明確に定めないといつまで経っても仕様が決定せずに開発が遅れたり、手直しの頻度などで開発業者とのトラブルも多く発生しておりますので、「衆知を集めて、リーダーで決定する。」ことが肝要です。
したがって、全体の基本的な部分は仕様書に明確に記述し、途中の仕様変更を極力排除していく必要があります。そうでないと、ある段階からは技術的に変更が不可能となり、コストや企画自体をを見直す必要が出てくるためです。

発注先と情報化プロジェクトを進めておりますが、こうした情報化に対する業務は畑違いであり、当惑しております。円滑に進行する要点はどのような点でしょうか?

 

回答

情報化プロジェクトを円滑に進めるための要点は、以下の3点です。

1.責任と役割の明言化
外部の会社と同じプロジェクトを進めていくためには、信頼関係の確立が重要です。そのために、責任と役割を初期の段階で出来れば書面にて、明確にする必要があります。
さらに各々の責任者は1人に決め、何かあった場合の対応に備えることも重要です。

2.進捗管理の設定と管理
プロジェクトの進捗管理は、スケジュール管理のみならず評価基準に対するチェックや予算管理にも及びますので、自社で管理がチェックできない場合には、外部のコンサルタントなどに相談してもよいでしょう。

3.情報共有の徹底化
進捗管理の留意点は、情報の共有化を行うことです。進捗状況やジョブアサインなどの情報共有を行わないと、遅延やトラブルを招くことが多くなります。口頭でのやり取りは押し問答になりかねませんので、作業状況の確認が行なえる共有の仕組み(イントラネットや打合せ議事録など)を用意し、日常の進捗状況を記録する必要があります。
 

開発途中でシステムの品質罹認を行うことが可能でしょうか?

 

回答

開発途中の品質確認は、可能な部分が多いことが一般的です。自社で完結している業務や情報システムの場合、自社でテストデータを作成し、プログラムを実施させることで、処理能力などを開発途中でチェックできます。他社と連携する場合、テスト範囲が限られます。

完成後の場合、品質が低かった場合には変更することが難しく、コストが跳ね上がるのみでなく作り変る必要が出てくる可能性がありますので、社内担当者、開発会社とは別の第三者が介入して要求どおりに出来上がるか確認する必要があります。

リモートコントロールを利用して遠隔地からシステム管理が可能と聞いたのですが、どのようなことでしょうか?

 

回答

リモートコントロールとは、ネットワークを通じて遠隔地から監視することです。例えばハードディスクの故障など障害が発生した場合、遠隔から異常を検知することができます。ソフトウエア上の障害は、遠隔で検知し、復旧するものです。ただしハードウエアの障害は、部品交換などを実地で行います。

遠隔監視は通信回線経由でチェックするため、外部からの不正侵入に注意し、設定のときのポートの確認など、セキュリティ強化・通信回線の問題(専用線とダイアルアップ回線の両立など)を行うことが必要です。

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